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東武特急「スペーシアX」の見どころ徹底ガイド!浅草から日光・鬼怒川温泉へ、予約方法や車両・座席の楽しみ方、カフェの魅力もご紹介!

東武特急「スペーシアX」の見どころ徹底ガイド!浅草から日光・鬼怒川温泉へ、予約方法や車両・座席の楽しみ方、カフェの魅力もご紹介!

2023年7月15日、浅草~日光・鬼怒川温泉を結ぶ東武鉄道の新型特急「スペーシア X」が登場し、もうすぐ1周年を迎えます。
2024年3月16日のダイヤ改正で新たに2編成が導入され、毎日6往復の運行となりました。特に鬼怒川温泉駅発着の列車が増発され、利用しやすくなっています。この新型特急に実際に乗車し、東武鉄道の担当者に話を聞きました。快適な座席や充実したサービスなど、スペーシアXならではの魅力をお伝えします。
ぜひ、次の日光・鬼怒川旅行の参考にしてみてください。

 

新型特急「スペーシアX」で快適な旅!東京浅草から日光・鬼怒川温泉への主要停車駅と最新のダイヤ改正情報

東武特急「スペーシアX」の主要な停車駅は、次の通りです。

1浅草駅  2とうきょうスカイツリー駅  3北千住駅  4春日部駅  5栃木駅  6新鹿沼駅 
7下今市駅 :日光方面と鬼怒川方面の分岐駅で、観光の拠点として便利です。
8東武日光駅 :世界遺産「日光の社寺」や華厳滝など、日光観光の拠点となる駅です。
9東武ワールドスクウェア駅 :世界中の有名建築物を25分の1サイズに再現したテーマパーク「東武ワールドスクウェア」へのアクセスに便利な駅です。
10鬼怒川温泉駅:鬼怒川温泉の玄関口で、駅前広場には無料の足湯もあります。

鬼怒川方面(東武ワールドスクウェア・鬼怒川温泉)の便数がダイヤ改正後は1本から2本に増えています。
下りの鬼怒川温泉駅到着時刻はスペーシアX7号(14:32発)・スペーシアX9号(16:03発)で、ホテルのチェックインの時間にもちょうど良さそう。
上りの鬼怒川温泉駅出発時刻はスペーシアX8号(15:21発)・スペーシアX10号(16:40発)で、ゆっくりと鬼怒川観光が楽しめますね。浅草駅と鬼怒川温泉駅間の所要時間は約2時間です。

「スペーシアX」の乗車料金と席種についてのガイド

  • スタンダードシート
  • プレミアム席シート

東武特急「スペーシアX」に乗車するには乗車運賃と特急料金が必要です。全席指定で、座席の種類により料金が異なります。
 
たとえば浅草駅から鬼怒川温泉駅間の乗車料金は、下記のとおりです。
●スタンダード席(1,940円/3・4・5号車)の場合、
 座席料金1,940円+運賃1,590円=3,530円
●プレミアム席(2520円/2号車)の場合、
 座席料金2,520円+運賃1,590円=4,110円

他の特別席の場合は運賃1,590円+特急料金スタンダード席(1,940円)に以下の特別座席料金をプラスします。
●コックピットスイート(18,000円)1室 定員7名【6号車】
●コンパートメント(8,000円)1室 定員4名【6号車】
●ボックスシート(400円)1室 定員2名【5号車】
●コックピットラウンジ 1人用 500円、2人用 1,000円、4人用 2,000円【1号車】
※4人用コックピットラウンジは2名様からの利用。

乗車チケットの購入方法は、インターネットや駅の券売機、窓口で購入可能です。
東武トップツアーズ、その他主要代理店でも扱いがあります。

「スペーシアX」の車内カフェ利用ガイドと整理券について

東武特急「スペーシアX」には、1号車にカフェが設けられています。
1号車(コックピットラウンジ)と6号車(コックピットスイート/コンパートメント)ご乗車のお客様は、オンライン整理券なしでご利用いただけます。
※オンライン整理券は、ご乗車後にカフェを利用するために取得する整理券のことです。

2号車から5号車に乗車の場合は、オンライン整理券を取得後、カフェカウンターのご利用が可能です。
利用時間は下り列車(東武日光・鬼怒川温泉行き)は発車から下今市駅到着まで。オンライン整理券の発行は、概ね春日部駅発車後からなくなり次第終了します。
上り列車(浅草行き)は発車から春日部駅到着までで、オンライン整理券の発行は、概ね下今市駅発車後からなくなり次第終了。

支払い方法はクレジットカード、交通系IC、バーコードのキャッシュレス決済が可能です。現金は使えませんのでお気をつけくださいね。

「スペーシアX」のGOEN CAFEで味わう日光の美味しさ!

  • 「ニッコーラ」と「小野糀みその日光サブレ」
1号車カフェ「GOEN CAFE SPACIA X」では、日光の魅力を凝縮した多彩なメニューが楽しめます。地元の食材や名産品を活かしたアペタイザーやスナック、豊富なドリンクメニューなど。ここでしか購入できないオリジナルのものばかりです。

アルコールも用意されていて、日光・鬼怒川の景色を楽しむ前のひとときに、リラックスした時間を過ごすことができます。アルコールが飲めない方には日光珈琲のオリジナルブレンドコーヒーやクラフトコーラなどのソフトドリンクがおすすめ!
上澤梅太郎商店の「日光みそと湯波のお味噌汁」は、温かいものが車内で飲めるということで人気があるそうですよ。

飲み物とスイーツのペアリングにも力を入れています。たとえば、日光珈琲の「オリジナルブレンドコーヒー」、「酒粕のバターサンド」や「一口羊羹」とぜひ一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
東武鉄道では常に商品企画に取り組んでいるとのこと。乗車するたびに新発見があり、飽きることはなさそうですね。

「スペーシアX」の豪華な旅。インテリアから特別なおもてなしまで。

  • コックピットスイート
  • コックピットラウンジ
  • 天井に設置された液晶ディスプレイ
「スペーシアX」は、1号車から6号車まで各車両ごとに趣向を凝らしたインテリアが魅力です。
通常の座席に加え、個室、ソファ席、ラウンジタイプ席など多彩な座席が用意されています。

特に感動したのは最上級の6号車の「コックピットスイート」です。
ジェットをイメージしたこのスイートルームでは、前方の大きな窓から美しい展望を楽しみながら、贅沢な空間でゆったりと過ごせます。

1号車のコックピットラウンジでは、優雅に飲み物や軽食を楽しみながら、窓の外の景色を眺める時間は特別です。
日光・鬼怒川に到着するまでのわくわくした気持ちを高めてくれること間違いありません。


また1号車と2号車の間、5号車と6号車の間のデッキには、とっておきのおもてなしの工夫がされています。
それは、”天井液晶ディスプレイ”と”アロマディフューザーの設置”です。

アロマディフューザーは停車駅に停車するごとに作動。日光をイメージしたウッディな香りがふわっと漂ってきます。
ドアが開き、乗車した時の香りは日光の思い出を呼び起こすことでしょう。
それでは【6号車】「コックピットスイート」から順に紹介します!

6号車:最上級の贅沢「コックピットスイート」とプライベート感あふれる「コンパートメント」

  • コックピットスイート
  • スペーシアX乗車記念のピンバッジ
  • 「スペーシアX」オリジナルのスリッパ
  • ミネラルウォーターが人数分設置
  • コンパートメント
6号車は、「コックピットスイート」と「コンパートメント」が配置されています。

コックピットスイートは、プライベートジェットをイメージし、前方及び側面の窓からの展望を楽しめる最上級のシートです。
広々とした空間で最大7名まで利用できます。コックピットスイートに乗車した方だけにもらえるピンバッジや「スペーシアX」と印字されたオリジナルのふかふかのスリッパは2024年3月16日のダイヤ改正から新しく導入されたとのこと。
スイート内にはクーラーボックスに人数分のミネラルウォーターも用意されています。至れり尽くせりですね。

「コンパートメント」は、ソファーをコの字型に配置し、テーブルを折りたたみ式にすることで居住性を高めた個室。
周りを気にすることなく会話をすることができます。赤ちゃんやお子さまがいる家族やグループに最適です。
コックピットスイートと同じくらいのプライベート感を味わえますよ。

5号車:プライバシー重視の「ボックスシート」とバリアフリー対応の「車椅子対応座席」

  • ボックスシート
  • スタンダードシート
5号車には、「スタンダードシート」と「ボックスシート」が配置されています。
ボックスシートは向かい合う2シートによる半個室。周囲を遮るパーティションが設けられています。テレワークや小さなお子様と一緒に座ることができるゆとりあるシートです。2名定員で2席のみなので、希望される場合はお早めに。残りはスタンダードシートや車椅子に対応した座席です。お手洗いはバリアフリーにもなっているので安心して使用できます。

3・4・5号車:快適な「スタンダードシート」

「スペーシアX」の座席の中で一番数が多く、リーズナブルなシートで(全130席)、3・4号車は全てスタンダードシートです。

スタンダードシートは機能性を重視し、シート1列に対して1つの個窓を配置し居住性が高くなっています。前方座席の背面に設置したテーブルや肘掛け脇の小テーブルがあり、用途に応じた使い分けもできます。それぞれコンセントが設置されているのでスマホで動画を観たり、ゲームをしたりするのに充電を気にせず利用できるのも良いですね。

2号車:上質な時間に包まれる「プレミアムシート」

2号車には、「プレミアムシート」が配置されています。
ラグジュアリーな移動を実現するプレミアムシートは、電動リクライニングやネックサポート式可動枕を採用。枕は自分の頭の形に合わせて自由自在に動かすことができます。

車内が暗くなることはまずありませんが、読書灯がついていました。旅行中にゆっくり本を読む時間をとるのも良いかもしれません。後部座席を気にすることなくリクライニングできるバックシェル構造も特徴です。そのため肘掛けの部分に大型テーブルが収納されています。

ひとり旅の場合に隣に誰が座るのか気になりませんか?
片側がひとり用のシートになっているので、隣との距離が開いているので安心して過ごせますよ。

1号車:非日常のくつろぎを楽しむ「コックピットラウンジとカフェカウンター」

1号車は、「カフェカウンター」と「コックピットラウンジ」が設置されています。
コックピットラウンジは、車内とは思えないぐらいのくつろぎ感が。限られた席数にはなりますが、この非日常感を味わってしまうとクセになりそうです。

コックピットラウンジは4名定員×3席。2名定員×3席、1名定員×2席あり、全部で20席。2名定員の席にはひとりでも利用できますが、4名定員の席は2名以上からの利用になります。1号車の良い所は、カフェカウンターを優先的に利用できること。すぐ近くでゆったりとしたシートで飲食できるのはこの上ない至福です。車掌さんが挨拶にまわってくれて記念撮影をすることもできます。

「鬼怒川温泉」エリアの観光スポット

「鬼怒川温泉」駅周辺のグルメやお土産店

名物料理やお土産
地元のおすすめレストラン・カフェ

日光・鬼怒川温泉の旅:東武鉄道新型特急「スペーシアX」でのラグジュアリーな体験を。

東武鉄道の新型特急「スペーシアX」に乗車して、日光・鬼怒川温泉の旅へ出かけませんか?
「スペーシアX」は快適でラグジュアリーな空間を味わえて、旅行をより一層特別な体験にします。ぜひ、「スペーシアX」と共に日光・鬼怒川温泉の魅力を満喫し、素敵な思い出になりますように。

※ この情報は2024年7月現在の状況を基にしています。列車のダイヤやサービス内容は変更される場合がありますので、最新情報は東武鉄道の公式WEBサイトや駅の案内をご確認ください。

Column

この記事を書いた地元ライター
この記事を書いた地元ライター

やざわ めぐみ

東京から日光市に移住して4年目。夫と大型犬と共に暮らす。
日光は豊かな自然環境や国際観光都市としてのグローバルな視点が魅力です。
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